スギ花粉症の舌下免疫療法
平成２６年１０月以降から健康保健が適用となり
スギ花粉症の舌下免疫療法治療薬「シダトレン」が発売されました。
出川もりクリニックでは、スギ花粉症の新しい治療法「舌下免疫療法」を行っています。
ご希望の方はお気軽に当院までご相談下さい。
1舌下免疫療法とは
舌下免疫療法とは、治療薬を舌の下に入れることで抗原を少量ずつ体内に吸収させることで、体質を変えてスギ花粉症を治す治療です。
治療は、長期間（2〜3年間）かかり、毎日の服用が必要となります。
開始より2週間まで、徐々に増量し、3週目以降より同じ量の薬液を毎日舌下投与します。効果の出ている方は4〜5年間の治療をお勧めしております。
2治療をお勧めしたい方
・スギ花粉症患者（12歳以上の方）
・血液検査によりスギ花粉症と診断されている方
※ 診断のついてない方は検査いたします
3以下の方は治療できません
・妊娠中の方（妊婦・授乳婦）
・高齢者（65歳以上）
・重症気管支喘息患者
・重症の心臓病の方
・癌の治療中の方
・自己免疫疾患・免疫不全患者
4治療を開始する時期
治療開始時期は、6月～11月末までとさせていただきます。
安全な治療を行なう為、スギ ヒノキ花粉の飛散期には開始できません。
5副作用について
薬液を直接口の中に投与することから、口内炎や口内の腫れやかゆみといった
軽い局所の副反応は時々起こります。
他の副作用として、じんましん、腹部症状（嘔吐、腹痛、下痢）、呼吸困難、ショック症状が見られるアナフィラキシーがありますが注射に比べ少なくまれです。
詳しく知りたい方
「トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ」に詳しい内容が掲載されています。ぜひご覧ください。
